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展示会動画の作り方完全ガイド|企画から納品まで徹底解説

  • 19 時間前
  • 読了時間: 11分
「展示会のブースで何を見せればいいか迷っている」「せっかく出展するのに、来場者の足が止まらない」——そんな悩みを抱える担当者の方は、多いのではないでしょうか。
展示会動画は、限られたブーススペースで御社の魅力を最大限に伝えられる、強力なツールです。しかし「どう企画すれば良いか」「費用はいくらかかるか」「いつ発注すれば間に合うか」など、疑問点も多いでしょう。
この記事では、展示会動画の作り方を企画・撮影・編集・活用まで一貫して解説します。費用相場や制作スケジュールの目安も具体的にお伝えするので、初めて展示会動画に取り組む方でも安心して読み進めてください。


≫ この記事で分かること




≫ 展示会動画とは?その役割と効果


black video camera


展示会動画とは、展示会・見本市のブースや商談スペースで活用する映像コンテンツのことです。製品の紹介・会社の強み・サービスのデモンストレーションなど、幅広い用途で使われます。


なぜ今、展示会に動画が必要なのか


展示会の現場では、来場者は多くのブースを短時間で回ります。パネルや資料だけでは、通りすがりの人の目を引くのは難しいでしょう。
一方で動画は、音・映像・テキストを組み合わせることで、10〜30秒で強いインパクトを与えられます。来場者が「ちょっと見てみよう」と足を止めるきっかけになるのです。
さらに、展示会終了後にウェブサイトやSNSで二次活用できる点も大きなメリットです。1本の動画が、展示会を超えて長期的に機能します。


展示会動画の主な種類


展示会で使われる動画には、主に以下の種類があります。
  • ブースアテンション動画:通路を歩く来場者の目を引くための短い映像(15〜30秒)

  • 製品・サービス紹介動画:機能や特長をわかりやすく伝える動画(1〜3分)

  • 会社紹介動画:企業の信頼性やビジョンを伝えるブランド動画(2〜5分)

  • デモンストレーション動画:実際の使用シーンや操作方法を見せる動画(1〜2分)


用途によって最適な尺や演出スタイルが異なります。まずは「何を伝えたいか」を明確にすることが大切です。


展示会動画がもたらす具体的な効果


展示会動画を活用することで、次のような効果が期待できます。
  • ブース立ち寄り率の向上

  • 商談件数・リード獲得数の増加

  • 展示会後のウェブサイト流入増加

  • 営業資料・採用コンテンツへの二次活用



💬 現場の声

現場の声:「動画を設置してから、ブース前で立ち止まる来場者が明らかに増えた。説明する前に製品への理解が進んでいて、商談がスムーズになった」(製造業・マーケティング担当者)




≫ 展示会動画の作り方|企画フェーズのポイント


man holding camera


展示会動画制作で最も重要なのは、撮影でも編集でもなく「企画」です。ここがブレると、完成した動画が「なんとなくかっこいいだけ」で終わってしまいます。


目的とターゲットを明確にする


まず「誰に・何を伝えるために・どう行動してほしいか」を言語化しましょう。これが企画の軸になります。
例えば、新製品の認知拡大が目的なら、インパクト重視の短い動画が適切です。一方、既存顧客への深い訴求が目的なら、機能や導入事例を詳しく伝える動画が向いています。
ターゲットとなる来場者の業種・役職・課題感も整理しておくと、訴求メッセージが明確になります。


伝えるべきメッセージを1つに絞る


展示会の現場では、来場者が動画を集中して見てくれる時間は限られています。あれもこれも詰め込むと、結局何も伝わりません。
「この動画を見た人に1つだけ覚えてほしいことは何か?」を問いかけてみてください。そのメッセージを軸に、映像・ナレーション・テキストを組み立てると、シンプルで伝わる動画になります。


展示会動画の尺と構成の考え方


尺は「何のための動画か」によって決まります。一般的な目安は以下の通りです。


動画の種類

推奨尺

主な用途

アテンション動画

15〜30秒

通路での集客・ブース誘導

製品紹介動画

1〜2分

ブース内での説明補助

会社紹介動画

2〜3分

商談スペースでの信頼構築

デモ動画

1〜2分

操作・使用感の可視化


構成は「課題提起→解決策の提示→自社製品・サービスの紹介→行動喚起(CTA)」の流れが基本です。


💬 現場の声

ポイント:展示会の会場は騒がしいため、音声に頼らず「字幕・テロップ」だけでも内容が伝わる構成を意識しましょう。




≫ 撮影・素材準備のポイント


person holding black dslr camera


企画が固まったら、次は撮影や素材の準備に入ります。ここで手を抜くと、編集でカバーできない映像品質になってしまいます。


撮影に必要な素材を事前にリストアップする


展示会動画に必要な素材は、大きく以下に分けられます。
  • 製品・サービスの映像(実物・操作シーン・完成品など)

  • インタビュー映像(担当者・ユーザーの声など)

  • 会社・工場・オフィスの映像(雰囲気・規模感を伝えるBロール)

  • グラフ・図解・アニメーション素材(数字や仕組みの説明に使用)


事前に「必要な素材リスト」を作り、撮影当日に漏れが出ないよう準備しましょう。


撮影の品質を左右する3つの要素


映像の品質は、主に「カメラ・照明・音声」の3つで決まります。
スマートフォンでも一定の品質は出せますが、展示会という商談の場では、映像クオリティが企業の信頼感にも影響します。プロのカメラマンに依頼することで、照明設計から音声収録まで一括して高品質な素材が揃います。
また、インタビュー映像を撮る場合は、収録場所の選定(静かで明るい場所)が重要です。雑音や逆光に注意しましょう。


既存素材の活用でコストを抑える方法


「全部新規撮影すると費用が高くなる」と心配している方もいるでしょう。実は、既存の素材を上手く活用することでコストを抑えることも可能です。
  • 過去の製品写真・映像を提供して組み込んでもらう

  • 会社案内や製品カタログのデータをアニメーション素材として活用する

  • 過去の展示会映像やイベント映像をBロールとして再利用する


制作会社に相談する際、「こういう素材が手元にある」と伝えると、費用と制作期間の最適化につながります。



≫ 編集・仕上げで押さえるべきポイント


man capturing a photo


撮影素材が揃ったら、編集フェーズに入ります。展示会動画の編集では、会場環境を想定した仕上げが重要です。


字幕・テロップの設計が成否を分ける


展示会会場は、BGMや周囲の騒音で音声が聞こえにくい環境です。そのため、字幕・テロップがなければ内容が伝わらないと考えて設計しましょう。
テロップは文字を大きめに、コントラストを意識した配色にするのが基本です。フォントは視認性の高いゴシック体が向いています。
また、重要なキーワードは色を変えたり囲みをつけたりして、一目で把握できるよう工夫しましょう。


BGMと音声のバランス設計


BGMは会場の雰囲気に合わせて選びましょう。高揚感を出したいなら明るくテンポのある曲、信頼感を伝えたいなら落ち着いたコーポレート系の曲が適しています。
音声(ナレーション)を使う場合は、BGMとのバランスを必ず確認してください。ナレーションが聞こえにくい状態では、字幕が必須になります。


⚠️ 注意点

注意点:著作権フリーの音楽を使用しましょう。市販のCDやストリーミングサービスの楽曲をそのまま使うと、著作権侵害になる場合があります。


ループ再生・縦横比・解像度の最終チェック


展示会では、動画がループ再生されることが多いです。冒頭と末尾がスムーズにつながる編集にすることで、違和感なく繰り返し流すことができます。
モニターのサイズや設置方向によって、縦型(9:16)か横型(16:9)かも事前に確認が必要です。解像度は最低でもフルHD(1,920×1,080px)を推奨します。



≫ 展示会動画の費用相場と制作期間の目安


展示会動画の依頼を考えているとき、最も気になるのが費用と期間ではないでしょうか。制作会社によって幅がありますが、一般的な目安をお伝えします。


費用相場の早見表



動画の種類・規模

費用の目安

制作期間の目安

シンプルなアテンション動画(15〜30秒)

15〜30万円

2〜3週間

製品・サービス紹介動画(1〜2分)

30〜60万円

3〜5週間

会社紹介動画(2〜3分)

40〜80万円

4〜6週間

フルパッケージ(複数本・アニメーション含む)

80〜150万円以上

6〜10週間


※上記はあくまでも目安です。撮影日数・出演者・アニメーションの有無によって変動します。


費用を左右する主な要因


費用が変わる主な要因は以下の通りです。
  • 撮影日数・ロケ地の数

  • 出演者(社員のみ/プロモデル・俳優を起用するか)

  • アニメーション・モーショングラフィックスの使用有無

  • ナレーション・BGMのライセンス費用

  • 修正回数・納品形式の数


費用を抑えたい場合は、素材の事前準備と修正回数の絞り込みが有効です。


発注のタイミングはいつがベスト?


展示会の2〜3ヶ月前には制作会社への相談を始めることをおすすめします。特に大規模な展示会は直前に依頼が集中するため、早めの動きが安心です。
スケジュールの目安は以下の通りです。
  1. 展示会3ヶ月前:制作会社への相談・見積もり依頼

  2. 展示会2.5ヶ月前:企画・構成の確定

  3. 展示会2ヶ月前:撮影実施

  4. 展示会1.5ヶ月前:初稿動画の確認・修正

  5. 展示会1ヶ月前:最終納品・再生テスト



⚠️ 注意点

注意点:展示会直前(1ヶ月を切った状態)での依頼は、制作クオリティや納期に影響するケースがあります。早めの相談が、良い動画を作る第一歩です。




≫ 展示会後の動画活用で効果を最大化する方法


Two people in an office, one person on their Surface laptop


展示会が終わったあとも、制作した動画の活躍の場はたくさんあります。「展示会専用コンテンツ」で終わらせるのはもったいないです。


ウェブサイト・ランディングページへの掲載


展示会動画は、自社サイトのサービス紹介ページやランディングページに掲載することで、継続的な集客ツールになります。
動画があるページは滞在時間が延び、SEO的にも好影響を与えるとされています。展示会後すぐに掲載し、展示会の余熱があるうちに活用しましょう。


SNS・YouTubeでの二次展開


展示会動画をそのまま、あるいは短くカットして、YouTube・LinkedIn・X(旧Twitter)・InstagramなどのSNSで配信するのも効果的です。
展示会に来られなかった潜在顧客にもリーチでき、リード獲得の機会が広がります。SNS用には縦型・正方形など、プラットフォームに合わせた比率での書き出しを依頼しておくと便利です。


営業・採用コンテンツへの転用


展示会動画は、営業担当者が商談で使う「説明ツール」としても機能します。また、会社の雰囲気や事業内容が伝わる動画は、採用サイトでも有効活用できます。
1本の動画を多目的に設計しておくことで、制作コストに対するROI(投資対効果)を最大化できます。



≫ よくある質問


Q1. 展示会動画を社内で内製するのと外注するのでは、どちらがいいですか?
A. 目的や予算によって異なります。内製はコストを抑えられる一方、撮影・編集の品質管理や工数の確保が課題になりがちです。商談の場となる展示会では映像クオリティが信頼感にも影響するため、重要な展示会ほどプロへの外注をおすすめします。
Q2. 展示会動画は1本だけ作ればいいですか?
A. 用途に応じて複数本用意するのが理想的です。ブース外の通路向けの短い集客動画(15〜30秒)と、ブース内で詳しく見せる製品紹介動画(1〜3分)を組み合わせると、来場者の流れを効果的にコントロールできます。
Q3. 展示会動画にナレーションは必要ですか?
A. 必須ではありませんが、あると伝わりやすくなります。展示会会場は騒がしいため、ナレーションがある場合でも字幕・テロップを必ず入れることを強くおすすめします。音声なしでも内容が理解できる設計が基本です。
Q4. 制作会社に依頼するとき、何を準備しておけばいいですか?
A. 以下の情報を整理しておくとスムーズです。①展示会の開催日・会場、②動画の目的とターゲット、③伝えたいメッセージ・製品・サービスの概要、④予算の目安、⑤手元にある既存素材(写真・映像・資料)。これらを最初の相談時に共有できると、より精度の高い提案を受けられます。



≫ まとめ


展示会動画の作り方についてまとめると、成功のポイントは「企画段階でのメッセージの絞り込み」と「展示会環境に最適化した仕上げ」にあります。
  • 目的・ターゲット・メッセージを企画段階で明確にする

  • 字幕・テロップで音声なしでも伝わる設計にする

  • 費用は15〜150万円以上と規模によって幅があり、早めの発注が品質と安心感につながる

  • 展示会後もウェブ・SNS・営業資料として二次活用し、ROIを最大化する


展示会動画は、ただ流すだけの「装飾」ではなく、来場者の行動を変える「戦略的なツール」です。しっかり設計された1本の動画が、展示会の成果を大きく左右するでしょう。
Heat株式会社では、企画・撮影・編集・納品まで一貫して対応しています。「何から始めればいいかわからない」という段階でも、遠慮なくご相談ください。展示会の目的や予算に合わせて、最適なプランをご提案します。



 
 
 

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